立憲民主党

立憲民主党・梅谷守衆議院議員の日本酒贈賄事件 時系列まとめ

2018年~2022年

新潟県上越市内の町内会に対し、2018年からの5年間、梅谷守議員が毎年日本酒を持参(贈答品管理表に記録あり)。

立憲民主党の梅谷守議員  選挙区の行事に清酒差し入れか 公職選挙法違反の可能性も
2024年2月20日(火) 19:10 BSN新潟放送

新潟県上越市の町内会の行事に、立憲民主党の梅谷守 衆議院議員が持ってきた日本酒。公職選挙法違反の可能性があり、梅谷議員は「軽率だった」としています。

立憲民主党 梅谷守 衆議院議員
「『対価』として認識していました。ただ、このような事態の中で私の認識不足、軽率だったと深く反省しています」

国会で釈明した旧新潟6区選出で立憲民主党の梅谷守 衆議院議員です。

問題になっているのはこちらの日本酒です。

「神様の行事やってるんだから、じゃあお預かりしますということで、梅谷さん本人から受け取りました」

上越市の町内会長によりますと、この日本酒は先月14日、町内会が開いた行事に参加した梅谷議員から手渡されたということです。日本酒をもらうのは初めてでした。

「飲んだり食ったり町内の方に振舞うことはしてませんし、公選法に引っかかるよというところまでは気が回らなかった。それでお預かりしたというのが第一ですし、今考えてみれば完全にアウトですから」

一方、別の町内会の会長が見せてくれたのは「贈答品管理表」です。

複数の町内会が集まる会合で誰から何をもらったかが記録されていて、記録が残っていない年もあるそうですが、梅谷議員は「2018年から22年での5年間は毎年酒を持って来ていた」ということです。

公職選挙法では、政治家が選挙区内で金品を寄付する行為を禁止していて、県選挙管理委員会は「地域の行事に対する差し入れは寄付に当たり、公職選挙法に抵触する可能性がある」としています。

梅谷議員は今後の進退について問われると…

「今後二度とこのようなことがないことを自分自身強く誓っているところです」

このように述べ、離党や辞職については明言を避けました。
立憲民主党県連の米山隆一 幹事長は、BSNの取材に「党として聴き取りはしていて、関係の弁護士に相談している」ということです。

立憲民主党の岡田克也 幹事長は「報道されているような状況があったことについて軽率であったという反省の弁が述べられました。迷惑をかけて申し訳ないと。みんなで一緒に会合していて、地域の集まりで飲食もあると。何もなくて行くのは気が引けるということで酒を持って行ったというのが実態に近いのかなと」と話していました。

選管は「すでに行われた行為の立件の有無については、司法当局が判断することになる」と話していました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1008767?display=1

2021年

新潟6区(現新潟5区)において、梅谷氏が衆議院議員初当選。

2023年7月頃~2024年2月頃

梅谷守衆議院議員が新潟県上越市内にある町内会など5団体に対して合計6回、日本酒や現金を寄附。

日本酒配った梅谷守衆議院議員を刑事告発 公選法違反の疑い

新潟6区(現・新潟5区)選出の衆議院議員梅谷守氏が上越市内で有権者に日本酒を渡していた問題で2024年4月9日、糸魚川市の行政書士が公選法違反(寄附の禁止)の疑いで刑事告発した。

告発したのは、元糸魚川市議会議長で行政書士の倉又稔さん。梅谷氏が2023年7月頃から今年2月頃までに上越市内の町内会など5団体に対して合計6回、日本酒や現金を寄附したとして告発した。同日、弁護士を通じて新潟地検と県警捜査2課にそれぞれ告発状を提出した。
(後略)
https://www.joetsutj.com/2024/04/09/173628

2024年1月14日

新潟県上越市で開かれた会合で、梅谷守衆議院議員が町内会長に日本酒(一升瓶)を提供。

2月20日

梅谷守衆議院議員の日本酒贈賄事報道。メディアの多くは2024年1月4日の「日本酒提供」のみ報道し、現金を渡していたことには触れず。

選挙区内の会合で日本酒 立民・梅谷守氏、予算委では自民批判展開も「ブーメラン」に
2024/2/20 19:36 産経

立憲民主党の梅谷守衆院議員=新潟6区=が、選挙区内の新潟県上越市で今年1月に開かれた複数の会合で、有権者に日本酒を渡していたことが20日、関係者への取材で分かった。梅谷氏は同日、国会内で記者団に、事実関係を認めた上で「対価として認識をしていた。軽率だった」と釈明した。有権者への金品提供を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。

立民の岡田克也幹事長は20日の記者会見で「かなり確度が高い話なのだろう」との観測を示し、「事実関係を把握して、適切に対応していきたい」と説明した。「誤解を招きやすい対応であったことは間違いない。本人も反省している」とも述べた。

国民民主党の玉木雄一郎代表は同日の会見で「アウトだ。明確に法令違反なので許されない。弁解のしようがない」と断じた。

梅谷氏は15日の衆院予算委員会では、自民党派閥パーティー収入不記載事件に絡み「今の汚れた政治を何とか変えてほしい。実態解明が不可欠だ」と持論を展開していたが、批判の言葉が「ブーメラン」となって跳ね返ってきた格好だ。

20日の記者団の取材に対しては、他に同様のケースはなかったかと繰り返し問われたものの、正面から答えずに「軽率だった」「深く反省している」と繰り返すばかりだった。

一方、記者団から梅谷氏の件について問われた立民の安住淳国対委員長はこう言い張った。

「不注意だったのかもしれないが、地元で対応している話なので国会には関係ない」(松本学)
https://www.sankei.com/article/20240220-5WCN2YYWBBNK7AW2M4FJIKULGA/

梅谷氏の贈賄事件に関して、安住淳国対委員長「国会には関係ない」と発言。

「国会には関係ない」立民・安住氏 梅谷守氏の公選法抵触疑惑に 国会で盛山氏に辞任要求
2024/2/20 11:13 産経

立憲民主党の安住淳国対委員長は20日、同党の梅谷守衆院議員(新潟6区)が自身の選挙区内で有権者に日本酒を配り、公職選挙法に抵触する疑惑が浮上していることについて「地元で対応している話なので国会には関係ない」と述べるにとどめた。国会内で記者団の取材に応じた。

梅谷氏は15日の衆院予算委員会で、盛山正仁文部科学相に対し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が任命する「平和大使」に在任中だとの指摘を延々繰り返した。

また、梅谷氏は盛山氏の出身校である名門・灘中高(神戸市東灘区)の校是を提唱した講道館柔道の創始者を挙げて、「嘉納治五郎先生に恥ずかしくないのか。灘高の後輩があなたの背中を見ている。政治家として潔さを示すべきだ」と盛山氏に辞任を要求していた。
https://www.sankei.com/article/20240220-T3W4AEKBCRKJZC37V6F2UERMEM/

同日、立憲民主党の岡田克也幹事長が会見で梅谷守衆議院議員の贈賄報道について質問され、「何もなくて行くのは気が引けるということで酒を持っていったというのが実態に近い」と発言。

岡田克也幹事長記者会見
2024年2月20日(火)15時00分~15時25分
○梅谷議員に関する報道について(2)
【共同通信】
話が戻るが、梅谷さんの件だが、先ほどの記者団への説明で、おそらく本日だと思うが、幹事長とはお話しされたとおっしゃっていた。その際の、お話しできる範囲で、どういったやり取りがなされたか教えていただきたい。

【幹事長】
それをお話しするという立場にはありません。どういう状況かを聞いたということが中心です。

【共同通信】
ご本人は報道されていることに関してはお認めになったというところは、ご本人はそうおっしゃっているが、そこら辺の説明はあったということか。

【幹事長】
報道全てを認めたかどうか、ちょっと私は確認しておりません。
ただ、報道されているような状況があったことについて、軽率であったという、そういう反省の弁は述べられました。迷惑をかけて申し訳ないという感じでした。

【共同通信】
先ほど記者団には対価という認識だったというご説明がご本人からあったが、過去を見ると、自民党のほうだが、小野寺(五典)さんとか、あるいは菅原一秀さんとか、同様の、香典を渡してその結果として辞任されたり、最終的には公民権が停止になったりとか、そういう過去の例はあるが、見通しというか、党としての対応とか、先ほどとちょっと重なるが、改めてその辺りはいかがお考えか。

【幹事長】
我々が法を判断するものではありませんので、そこは事態の推移を見守るというお答えしか答えはないと思います。
ただ、例えば線香を配ったとかいうような、それは個人に対して候補者がそれを持っていったということです。
集団でやっている会合に対して参加したときに、その参加の対価として酒を持っていったと、そういう認識だったのだろうと思っております。そういった会合があって、例えば飲食が出てくるというときに、会費制であれば会費を払うということになるのでしょうが、そうではない、そういう場合に酒を持って行ってしまったということだと思います。
なかなか難しい判断も私はあるのだろうと思います。だけど、非常に誤解を招きやすい、そういう対応であったことは間違いないので、そこは本人も反省しているところだと思います。

【共同通信】
今後また改めてお話を聞くご予定等はいかがか。

【幹事長】
きょうは短時間でしたので、状況を見ながら、またご本人からお話を聞くということは当然あると思います。

【共同通信】
最終的なところに行くと議員辞職みたいな話も出てくるのかもしれないが、その辺り、出処進退に関しては最終的にはご本人のご判断になるということか。

【幹事長】
現時点の情報でそこまで先走ったことを言うのは、私は、少なくとも私の立場からいうと適切ではないと判断しています。

【時事通信】
関連して伺いたい。先ほどの梅谷先生と幹事長のやり取りは、何らかの注意や指示をしたのか。その辺をまず確認させていただきたい。

【幹事長】
事実関係をお聞きして、梅谷さんのほうから、軽率な行動であったと、申し訳ないと、党にも迷惑をかけるというお話がありましたので、私のほうからは、十分注意してくださいというふうに、慎重に対応してくださいということは申し上げました。

【時事通信】
加えてだが、先ほどの軽率だったという一連の弁明に関連してだが、現時点で確認している事実関係としては、単純なミスで悪質性はそう高くないという、そういうふうに見ていらっしゃるのか。あとは、少なくとも何らかの処分の必要性はあるというふうにお考えなのか。その辺を確認させていただきたい。

【幹事長】
そこは事実を確認しないと、現時点では何も言えないと思っています。

【時事通信】
もう一点だけ。今、政治と金で与党に対する批判が高まっている中で、こうした公選法違反が指摘されるようなことが出て、与野党全体として政治不信が高まりかねないようなところもあると思うが、国民に対してメッセージとか一言いただければと思う。

【幹事長】
公選法違反かどうかというのは、現時点ではそういう話にはなっていませんので、これ以上のコメントは私は控えたいと思います。

【フリーランス】
小野寺五典さんのお線香というのは、その家に持っていったわけで、つまり言うなれば個人対個人だが、今回のイベントに持っていったということは、そのバックに誰が受け取ったか、その町内会長がどうだかわからない、その後ろには有権者がいるわけですよね。それで一升瓶を皆さんでやったから、それは個人個人にやったのと同じだと思うが。

【幹事長】
ちょっとおっしゃっていることがよくわかりません。
状況も完全には把握していませんので、あまりこの場で言うことは適切ではないと思いますが、例えば会費制で食事会をやっている、そういうところは当然会費を持っていくということで、その会費以上のものを持っていけばそれは公選法の問題になり得るということですが、ほかの人と同じような会費であれば、それは自分が飲食する部分についてということになるのだと思います。
今回の場合は、そういう会費の話ではなく、皆で一緒に会合していて、地域の集まりで、そこで飲食もあると。会費は別に取っていない。地域の中で会費を取っていないというときに、何もなくて行くのは気が引けるということで酒を持っていったというのが実態に近いのかなと私は思っております。

【フリーランス】
個人個人が飲んで、梅谷さん対個人の集まりというように私は取っているが。それから、新潟日報があした以降もどんどんどんどん報道してくるということだが、それについて、岡田さんは梅谷さんを呼んで状況を聞くということはあるか。

【幹事長】
私が承知しているのは今日までの報道の範囲ですので、新しい事態が出てくるということになれば、またお話は聞きたいと思っています。
https://cdp-japan.jp/news/20240220_7372

立憲民主党新潟県連の幹事長、米山隆一衆議院議員は「事実関係を確認し、県連として対応を検討」とコメント。

立民 梅谷守議員 会合で有権者に日本酒提供 “対価として”
2024年2月20日 17時49分  NHK

衆議院新潟6区選出で立憲民主党の梅谷守議員が、先月、上越市内の会合で有権者に日本酒を渡していたことがわかりました。議員側は、渡したことを認めた上で「会合の対価として提供したことがある。今後は疑義を生じさせかねない物品などの提供は差し控える」とコメントしています。

関係者によりますと、立憲民主党の梅谷守議員は、先月、選挙区内の上越市で行われた町内会の行事で、有権者に日本酒を渡したということです。

公職選挙法は、政治家が有権者に金品などを寄付することを禁止していて、県選挙管理委員会によりますとイベントでの差し入れなども法律に抵触するおそれがあるということです。

梅谷議員の事務所は、NHKの取材に対して「おのおのの会合の対価として提供したことがある」と酒を渡したことを認めた上で「今後は疑義を生じさせかねない物品などの提供は差し控え、公職選挙法の趣旨にのっとって適切に対応していく」とコメントしています。

梅谷議員は、新潟県議会議員を経て3年前の衆議院選挙で、当時の新潟6区から立候補し、初めて当選しました。

梅谷衆院議員「軽率だったと深く反省している」
梅谷守 衆議院議員は国会内で記者団に対し「関係者や選挙区の方々に、懸念を抱かせてしまい、深くおわび申し上げる。会合への出席の対価と認識していたが、私の認識不足であり、軽率だったと深く反省している。今後、二度とこのようなことがないよう誓う」と述べました。

一方、記者団が議員の職を続けるつもりがあるかどうかや、過去に同様の事案がなかったか質問しましたが、梅谷氏は答えず「今後、二度とこのようなことがないよう自分自身で強く誓っている」と述べるにとどめました。

林官房長官「適切に説明することが重要」
林官房長官は午後の記者会見で「具体的な事実関係に即して判断されるべきもので、政府としてコメントは控えるが、一般論として申し上げれば、政治活動に関わる事柄はそれぞれの政治家が必要に応じ、適切に説明することが重要だ」と述べました。

立民 岡田幹事長「軽率 事実関係を把握して適切に対応」
立憲民主党の岡田幹事長は記者会見で「本人も反省の弁を述べているように、軽率な行為であることは間違いない。よく事実関係を把握して、適切に対応していきたい」と述べました。

そのうえで「報道の内容が事実かどうか、まだ十分に確認できていないが、はっきりと写真や動画などもあり、かなり確度が高い話だろうと思っている」と述べました。

町内会関係者「礼儀として断れなかった」
梅谷議員から日本酒を渡されたという町内会関係者は、NHKの取材に対して「法律違反の可能性があると思った。礼儀として断れなかったので、神様にお供えするものとして受け取り開封はしていない」と話していました。

立民 新潟県連幹事長「事実関係を確認し対応を検討」
立憲民主党新潟県連の幹事長を務める米山隆一衆議院議員は「事実関係を確認し、県連として対応を検討する」とコメントしています。

新潟県選挙管理委員会「違法性は司法当局が判断」
新潟県選挙管理委員会は「一般的に、町内会行事などへの差し入れは公職選挙法に抵触するおそれがある。今回はすでに行われた行為で、違法性は司法当局が判断するものだ」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240220/k10014364821000.html

梅谷守衆議院議員は自身のFacebookで贈賄報道について謝罪(Xや自身のホームページでは謝罪せず)。

このたびの私の軽率な判断についてお詫び申し上げます。
報道で指摘されている物品等については、各々のイベントの対価として提供したものですが、今後は対価としてであっても疑義を生じさせかねない物品等の提供は差し控えることとし、改めて公職選挙法の趣旨に則って適切に対応して参ります。
衆議院議員 梅谷守
(出典:梅谷守公式Facebook 2024年2月20日)

2月21日

立憲民主党が梅谷守衆議院議員を予算委員会の理事から外し、ほとぼりが冷めて国民が忘れるまで逃げ回る作戦に出る。

立憲民主党の梅谷守衆院議員(旧新潟6区)、予算委員会の委員を交代
2024/2/21 21:40(最終更新: 2024/2/22 8:52)新潟日報

衆院会派「立憲民主党・無所属」は2月21日、予算委員会の委員を梅谷守氏(旧新潟6区)から藤岡隆雄氏(比例北関東)に交代すると衆院に届け出た。

梅谷氏は選挙区内の有権者に日本酒の一升瓶を渡すなどしたことが判明し、公選法違反の恐れが指摘されている。

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り追及が続く予算委審議への影響を考慮したとみられる。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/363281

3月2日

梅谷守衆議院議員が自身の贈賄事件を棚に上げ、自身のFacebookで自民党の裏金問題批判。

一般会計総額112兆717億円の「令和6年度予算案」が、本会議で与党の賛成多数により可決され、衆議院を通過しました。予算規模は過去2番目です。
本日3月2日は土曜日にもかかわらず、朝から予算委員会も開催されました。土日に予算委員会や本会議を開催し予算の採決が行われたのは実に31年ぶりのこと。
昨日から今日にかけてこのような攻防になったのは、憲法の規定により、予算が衆院を通過して30日が経過すれば参議院の審議結果にかかわらず予算が成立する、その期限が3月2日となっているためです。
震災の復旧・復興が喫緊の課題な中、野党が徹底抵抗し年度内成立を阻むような事態は考えづらく、3月4日月曜日に採決すればいいだけの話でした。にもかかわらず、総理が政権のメンツにこだわるあまりの無茶ぶりによって、政倫審2日目のテレビ中継がなくなり、また、大勢の国会職員や霞が関官僚たちに深夜・休日対応を押し付ける事態にもなりました。余りに身勝手だと言わざるを得ません。
自民党の裏金・脱税問題、分断を余儀なくさせる被災者・被災地支援、子育て支援金の増税隠し、農政の憲法たる食料・農業・農村基本法の改正など、この間予算委員会で取り上げられた課題は極めて重要でありながらも、どれもまだ議論が尽くされたとはとても言えません。
予算案の審議は参議院に移りますが、衆議院で本格化する各委員会での議論に、引き続き取り組んで参ります。
(出典:梅谷守公式Facebook 2024年3月2日)

3月12日

岡田克也幹事長が梅谷守衆議院議員の贈賄事件について、記者会見で「党の調査にもう少し時間かかる」とはぐらかし、処分先送りに。

立民・梅谷守議員の〝日本酒配布〟問題調査、岡田幹事長「もう少し時間かかる」 発覚から3週間、どうなった説明責任
2024.3/13 14:55 夕刊フジ

立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟6区)が選挙区内で有権者に日本酒を渡していた問題で、岡田克也幹事長は12日の記者会見で、党の調査について「もう少し時間がかかる」と述べた。発覚から3週間が経過したが、「説明責任」はどうなったのか。

岡田氏は「まだ、事実関係について本人から最終的な結果も聞いていない」と説明した。調査終了のめどは「本人が記憶を思い返したり、整理をしたりしている。特に『いつまで』と時期を区切っていることはない」とした。

梅谷氏は2月20日、日本酒の配布について「(会合出席への)対価として認識をしていた」と釈明した。ただ、同様の事例の有無などに関する質問には「軽率だった」「深く反省している」とはぐらかし続けた。
https://www.zakzak.co.jp/article/20240313-QKG6Y7NZ5BOE5GPHPIGZYVVQN4/

3月14日

玉川徹氏が梅谷守衆議院議員の贈賄事件について、「立憲民主党の問題は別に取り上げなくてもいい」と擁護。

玉川徹氏、立憲民主党の問題は「別に取り上げなくてもいい」と発言「権力を持っているのは自民党政権ですから」
3/14(木) 16:08配信 朝日

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が13日、コメンテーターを務める同局系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)に出演。自民党内で相次いでいる不祥事について言及した上で、立憲民主党にも浮上した公職選挙法に抵触する可能性の問題について「取り上げなくていいと思う」と主張した。

同番組では、自民党和歌山県連が主催した若手地方議員らの会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを招いていたことについて特集。さらに、昨年、女性局の松川るい参院議員、今井絵理子参院議員らがフランス研修で観光の様子をSNSにアップしていた件や、広瀬めぐみ参院議員の不倫謝騒動などを合わせ、自民党から不祥事が続出していることを伝えた。

玉川氏は「こうやって、いろいろなものが自民党の中から出てくるっていう風なことは、誰かが流してるわけじゃなくて、エッフェル塔の写真だって、わざわざ自分でSNSにアップしてるんですからね。そういうようなことなので、何か大きな流れがある」と指摘。「やっぱり水は淀むと腐る、権力は腐敗するっていう風なことを言いますよね。長い自民党の権力がいろんな形で、こういう風にして、ひずみみたいなものが噴出してきてるんだとすれば、大きな流れとしてはそれが終わる方向に今、流れてるのかなっていう風に僕は見てますけどね」と持論を展開した。

これに政治評論家の田崎史郎氏は「自民党は批判されてしかるべきだし、いくら批判してもいいと思うんです」としつつ、「他方で、立憲民主党で3週間くらい前に議員が日本酒を地元で配ったことがありましたね」と、立憲民主党の梅谷守議員が有権者に日本酒を配り、公選法に抵触する可能性が指摘された問題に言及。「それから3週間たっても一切、調査報告も何も出てこない。これはいかがなものかということがあって、自民党だけが腐っていってるのか、政治そのものがそうなのかってことは考えないといけない」と話した。

すると玉川氏は「権力を持っているのは今、自民党政権ですから。政治っていうのは、よりましな方を選ぶってことなんだと思うんですよ。だから『両方問題があるよね』って言ったら何も選べなくなっちゃうんでね。だからどっちの方がよりましか、どっちがより悪いのかっていうことを有権者は考えるべきなんだろうなという風に思いますね」とコメント。田崎氏が「だから、やっぱり立憲民主党の問題にも目を向けなきゃいけないと思いますね」と返すと、玉川氏は薄く笑いながら「まあ、それは報道されてることですし、ここで別に取り上げなくてもいいかなと思いました」と反論した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4188dc467c14f326f53de139b789a693da87a30

3月23日

立憲民主党新潟県連が常任幹事会開催。梅谷守衆議院議員の贈賄事件を受け、西村智奈美県連代表が党本部の岡田克也幹事長に対し、本人説明を含む早期対応を求めることを確認。

立憲民主党・梅谷守衆議院議員(旧新潟6区)の「日本酒問題」で岡田克也・党幹事長に早期対応要求へ 米山隆一・新潟県連幹事長「ふさわしい行動で対応すべき」
2024/3/23 22:00 新潟日報

立憲民主党新潟県連は3月23日、新潟市中央区で常任幹事会を開いた。県連副代表の梅谷守衆議院議員(旧新潟6区)が選挙区内で有権者に日本酒を渡した問題を受け、週明けに西村智奈美県連代表が党本部の岡田克也幹事長に、梅谷氏本人からの説明を含めた早期の対応を求めることを確認した。
(後略)
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/379090

3月26日

梅谷守衆議院議員の贈賄事件について、立憲民主党新潟県連の西村智奈美代表が党本部の岡田克也幹事長に対し早期対応を申し入れ。岡田氏は記者会見で「党の対応を決めるのは時期尚早だ」と述べ、また梅谷氏の処分を先送りに。

立憲民主党・梅谷守衆院議員(旧新潟6区)の日本酒提供問題、岡田克也幹事長「党の対応決めるのは時期尚早」 県連の早期対応要請受け
2024/3/27 10:30 新潟日報
立憲民主党新潟県連の常任幹事会であいさつする西村智奈美県連代表=3月23日、新潟市中央区

立憲民主党の梅谷守衆院議員(旧新潟6区)が選挙区内で有権者に日本酒を渡した問題で、立民の岡田克也幹事長は西村智奈美新潟県連代表から早期の対応を求める申し入れを受けたことを3月26日の定例記者会見で明らかにした。岡田氏は「気持ちは理解できる」としたが、「党の対応を決めるのは時期尚早だ」と述べた。
(後略)
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/380887

4月2日

梅谷守衆議院議員の贈賄事件について岡田克也幹事長が口を滑らせ「材料も含めて、現在まだ梅谷さんの対応も、これはやはり状況が整うのを待っている状態」と、実際は調査すらしていなかったことをばらす。

岡田克也幹事長記者会見
2024年4月2日(火)15時30分~15時57分
○梅谷議員について
【フリーランス】
先ほど、政治と金の問題について、自民党の処分が見せしめになってはいけないと、きちんと全容を明らかにすべきとおっしゃった。自民党の派閥の問題は、複数の派閥にまたがる話で、また、かなり前からやっているということで、複数の人の証言が必要で複雑だと思うが、一方で、御党の梅谷さんの件はお一人の話だ。呼んで話を聞いて明らかにしろと言ったら、それを言わざるを得ないと思う。幹事長が直接呼んで明らかにしろと言われたら。そんな時間がかかる話ではなく、ほかに何かすごくややこしい人間関係がある話ではなく、どういうふうに地元に物を配ったかというような、そういう事実を摘示するだけで済むと思うが、これは何でこんなに長くかかっているのか。
【幹事長】
梅谷さんご自身は、一定の事実を認め、軽率であったというふうに反省をして、そのことは明らかにされています。その上で党としてどう対応すべきかということについては、しっかり見極めた上で、私の責任で判断したいと思っています。
【フリーランス】
しっかりと見極めてというのは、梅谷さんが今まで言われていた内容をお聞きになったわけで、その認識で足りるのではないか。
【幹事長】
時機が来ればきちっと申し上げたいと思います。何もないというふうに考えているわけではありません。
【フリーランス】
ということは、材料はそろったけれども判断に時間がかかるということか。
【幹事長】
材料も含めて、現在まだ梅谷さんの対応も、これはやはり状況が整うのを待っている状態です。
【フリーランス】
例えば元自民党の菅原一秀さんの例があるが、そういった例も含めて、地元にこういうものを配ったら検察に立件されるとか、あとは党のほうで離党勧告で離党されたが、そういった国会の中の前例を基本にすればそんなに難しい話ではないと思うが。これから何か新しい分野を開拓するわけではないので。大体どのくらい、この判断にはおかけになる予定か。
【幹事長】
そのときが来ればお話ししたいと思います。
https://cdp-japan.jp/news/20240402_7547#09

4月9日

新潟県糸魚川市の行政書士・倉又実氏が梅谷守衆議院議員を刑事告発。

日本酒配った梅谷守衆議院議員を刑事告発 公選法違反の疑い

新潟6区(現・新潟5区)選出の衆議院議員梅谷守氏が上越市内で有権者に日本酒を渡していた問題で2024年4月9日、糸魚川市の行政書士が公選法違反(寄附の禁止)の疑いで刑事告発した。

告発したのは、元糸魚川市議会議長で行政書士の倉又稔さん。梅谷氏が2023年7月頃から今年2月頃までに上越市内の町内会など5団体に対して合計6回、日本酒や現金を寄附したとして告発した。同日、弁護士を通じて新潟地検と県警捜査2課にそれぞれ告発状を提出した。

梅谷氏をめぐっては今年2月、選挙区内に日本酒を配っていることが上越タウンジャーナルなどの報道で明らかになった。報道各社が再三にわたり記者会見を要請しているが、梅谷氏は一度も会見していない。発覚から2か月近くになるが、地元で公式の場に姿を現していない。

倉又氏は「梅谷議員による違法寄附の全容解明が行われないまま、逃げ切りを許すのではないかとの危機感を覚え、刑事告発した」としている。

梅谷事務所は取材に対し、コメントしなかった。
https://www.joetsutj.com/2024/04/09/173628

梅谷守衆議院議員への刑事告訴について質問された岡田克也幹事長が、「どういう理由で、どういう内容で告発されたのか、承知しておりませんので、コメントできません。」と、回答拒否。

岡田克也幹事長記者会見
2024年4月9日(火)16時25分~17時00分
○梅谷議員について
【新潟日報】
梅谷議員の関係で伺いたい。途中で入ってきたので重複していたら大変恐縮だが、本日、地元の方から梅谷議員への刑事告発がなされ、告発状が提出されたという状況だ。これに対してご存じであれば受け止めを伺いたい。

【幹事長】
承知しておりません。

【新潟日報】
提出されたということで、今後は受理されるかどうかも含めて一定の司法プロセスがあろうかと思う。これは党としての今後の対応に影響を与えるか。それとも、党としての結論はこれとは別に出していくことになるか。

【幹事長】
どういう理由で、どういう内容で告発されたのか、承知しておりませんので、コメントできません。

【新潟日報】
先般から進めておられる今回の日本酒供与の件の調査については進捗はいかがか。

【幹事長】
時が来れば、この場で発表したいと思います。
https://cdp-japan.jp/news/20240409_7587#15

4月10日

刑事告発を受け、梅谷守衆議院議員が自身のホームページで贈賄事件について説明し、謝罪。

ご報告
2024年2月に報道された事案については、会合の出席の対価として物品の提供を行ったものですが、軽率な行動であったと深く反省をしております。

今後は対価としてであっても疑義を生じさせかねない物品の提供は差し控えることとし、改めて公職選挙法の趣旨に則って適切に対応してまいります。

本件については、法律家とも相談のうえ、捜査機関に対して2月の報道前から自主的に事実関係の説明を継続して行っています。

この間、広く国民の皆さま、ご支援いただいている皆様へのご説明ができない状況であったことを深くお詫び申し上げます。

今般、私に対して刑事告発がなされたことを報道機関からの問い合わせにより把握しましたので、現状、捜査機関に対して自主的に申告を行なっていることを明らかにさせていただきました。

捜査機関の判断を待つ身であり、引き続き捜査機関に全面的に協力してまいります。
https://www.umetani.net/?p=3864

4月12日

梅谷守衆議院議員の贈賄事件について、立憲民主党の泉健太代表が記者会見で「捜査機関の判断がなされた後であれば処分というのも一定考え得る環境ができる」と述べ、さらに時間稼ぎ。

泉健太代表記者会見
2024年4月12日(金)10時30分~11時21分

○梅谷議員について(2)
【関西テレビ】
先ほど質問があった梅谷議員のことについて聞きたい。あの問題が明るみに出てから、もう間もなく2カ月がたとうとしている。先日、先ほども質問あった刑事告発というものもあった。系列の新潟総合テレビの取材によると自民党員の元市議の方だそうだが、そういうのはともあれ、刑事告発が行われたという状況の中で、非常に時間が党内の調査も何もかかり過ぎていないかということと、これは岡田幹事長に聞いてもいつも同じような回答しか返ってこないという中で、いろいろ考えれば、自民党ですら岸田総理がリーダーシップというのか、結果はともかくとして総理が動くことによって事態が動いたということが実際あった。立憲民主党は代表のリーダーシップのようなもので、もう少し、例えばいつまでに調査結果を皆さんにお伝えしますとか、何かそういう発信はないものかと思って見ているが、その辺はいかがか。

【代表】
ありがとうございます。
まず、自民党のケースとの違いで言うと、東京地検がこの裏金問題の捜査をして、曲がりなりにもというか、かなり無理をしたと思うのですが、1月26日、国会の開会前までに、それは彼らなりの終結をするという形で一定の判断をしていますよね。ですから、先ほど話をしたように、梅谷議員のホームページに掲載された文書のように、その捜査機関の判断がなされた後であれば処分というのも一定考え得る環境ができるというふうには思っています。
ただ、梅谷議員の場合には、その捜査機関の判断というものが現時点ではまだなされていないという状況なので、やはりその捜査機関の判断によって所属組織である党の中の処分というものは大きく左右される要因だと思いますので、そういうところを待っているということも私はあろうかと思います。

【関西テレビ】
一方で、自民党の裏金問題のときには、まだ東京地検が捜査をしている段階でも野党は立憲民主党を初めとして自民党のいろいろな閣僚に対していろいろ尋ねていた。説明しろと。その姿勢と、捜査が終わらないと結論が出ないみたいな姿勢というのは、矛盾するのではないかという気がするが、その辺はいかがか。

【代表】
梅谷議員がこれまで自身で語ったこともあれば、そして、周りからの例えば取材だとかでわかってきたこともあれば、そういうものは私はそれなりに状況として情報として積み重なってきていると考えていますし、それも党内には当然把握をされていることだと思うし、そういうものの中で、この捜査機関の判断が出ればやはり何らかのことはあり得るし、まず、それ以前においても、梅谷議員自身の例えば党内における役職だとかについて、あるいは所属委員会ということについても、やはりこの状況に鑑みて一定整理をしたということもありますので、加えて、おそらく捜査機関の判断があれば何らかの対処が必要になってくると考えています。

【関西テレビ】
代表の目標として、いつまでに党としての対応を決めるというのは。今は言いにくいかもしれないが。

【代表】
やはりシンプルに言えば、捜査機関の判断があれば速やかにということになります。

【関西テレビ】
逆に、捜査機関の判断が終わらないと、御党としては何の判断もしようがないと。

【代表】
例えば、党として既に先ほど言ったように委員会ですとか役職ということについては一定のことをさせてもらいましたが、捜査機関のこの判断によっては更に当然追加的なことはあり得るし、この捜査機関の判断がどうなるか、要は捜査機関として、いわゆる、白、黒、グレー、いろいろなことがあるのかもしれませんが、そういう中でどうなるのかということによって処分の重さが変わるのは、これは当然のことだと考えます。

【関西テレビ】
例えば党として一定の判断を一回して、捜査の結果を受けて、またもう一判断、更に追加というやり方もできなくはないと思うが。

【代表】
その意味で、党としては梅谷議員の党内における役職、そしてまた、党における所属委員会、そういったことについてはもう既にさせていただいているということです。
https://cdp-japan.jp/news/20240412_7607#09

4月26日

新潟地検と県警が、倉又稔氏が提出した告発状を受理。

告発状を受理 梅谷衆院議員の日本酒寄付疑い 地検と県警
2024/4/27 上越タイムス

立憲民主党の梅谷守衆院議員(旧新潟6区)が上越市内の町内会などの会合で有権者に日本酒を寄付したとされる件で、新潟地検と県警は26日、糸魚川市の行政書士、倉又稔氏が9日提出した告発状を受理した。同日、代理人から連絡を受けた倉又氏が明らかにした。

倉又氏は告発状で、梅谷氏が昨年7月から今年2月までの間、選挙区である上越市内の町内会やイベント実行委員会など5団体に計6回、日本酒や現金を寄付したとしている。

倉又氏は上越タイムス社の取材に「6件の告発以外の余罪を含め、徹底した捜査を望む。全容解明の上、梅谷氏に厳正な処置を求める」と話した。
https://j-times.jp/archives/58739

5月21日

立憲民主党の梅谷守衆議院議員の処分について、岡田克也幹事長は「党員資格停止1カ月」案を党常任幹事会に提案したが、「軽すぎる」と異論が出て不承認。処分内容見直しへ。

[日本酒提供問題]立憲民主党・梅谷守衆議院議員(旧新潟6区)に「党員資格停止1カ月」案も「軽すぎる」など常任幹事会で異論、処分内容見直しへ 岡田克也幹事長「再度議論し提案」
2024/5/21 21:00

記者会見する立憲民主党の岡田克也幹事長=5月21日、国会

立憲民主党の梅谷守衆院議員(旧新潟6区)が選挙区内の有権者に日本酒を供与した問題で、立民の岡田克也幹事長が梅谷氏の処分案を5月21日の党常任幹事会に示したが、異論が出て承認されなかった。関係者によると、案は党員資格停止1カ月。岡田氏は処分内容を見直し、次回6月4日に再提出する意向。

https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/409292

5月22日

立憲民主党が常任幹事会で梅谷守衆議院議員の処分を「党役職停止3カ月、党員資格停止1カ月」とする方針を確認。

立民が日本酒配布の梅谷守氏に党役職停止3カ月、党員資格停止1カ月の処分方針確認
2024/5/22 18:25 産経

立憲民主党の梅谷守衆院議員(新潟6区)が選挙区内で有権者に日本酒を渡していた問題を巡り、同党は22日の持ち回り常任幹事会で、梅谷氏を党役職停止3カ月、党員資格停止1カ月の処分とする方針を確認した。

梅谷氏を巡っては、選挙区内の新潟県上越市で1月に開かれた複数の会合で有権者に日本酒を渡していたことが2月20日に発覚した。有権者への金品提供を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。
https://www.sankei.com/article/20240522-JINGLP66F5KYPJT6HTPSSHXIX4/

立憲民主党常任幹事会で「党役職停止3カ月、党員資格停止1カ月」の処分方針が確認されたことを受け、梅谷氏が自身のホームページで再度謝罪。

ご報告
本日、党本部常任幹事会において、私に対する3 ヶ月間の党の役職停止、及び党員資格停止1ヶ月の倫理委員会への提起が決定されました。

会合の出席の対価として物品の提供を行ったことに対する処分であり、改めて軽率な行動であったと深く反省をしております。

この間、お支えいただいた党員、協力党員(サポーターズ)、パートナーズの皆様、ご推薦ご支持をいただいているすべての政党、有権者の皆様に深くお詫びを申し上げます。

現状、2024年4月10日にご報告させていただいたとおり、捜査機関に対して2月の報道前から自主的に事実関係の説明を継続して行っておりますので、引き続き捜査機関に全面的に協力してまいります。
梅谷守
https://www.umetani.net/?p=3882

5月23日

立憲民主党が梅谷守衆議院議員の処分を「党員資格停止1カ月」で最終調整に入る。

日本酒配布の梅谷氏 立民は発覚から3カ月後にようやく処分 他党は「甘い」と冷ややか
2024/5/24 11:20 産経

立憲民主党は地元選挙区で有権者に日本酒を渡したとして梅谷守衆院議員(新潟6区)を党員資格停止1カ月とする方針を決めた。梅谷氏は政権の不祥事を歯切れよく追及していたが、公職選挙法に抵触する恐れが高い自身の行為については十分な説明を避け続けている。発覚から3カ月後にようやく処分方針を決めた立民の姿勢にも他党は冷ややかな目を向ける。

処分の中身に「らしい」「ひどい」
「与党の追及は結構だが、自分らがケジメをつけてからではないか。選挙区で日本酒を配るのは明らかにアウトなのに、梅谷氏は『軽率でした』というだけで何の説明もしていない。逃げ回っているじゃないか。そもそも党員資格停止1カ月なんて意味があるのか」

自民党の中堅議員は、梅谷氏や立民の姿勢について、あきれ果てたようにこう語った。

梅谷氏は問題が発覚した2月20日、地元の新潟県上越市で1月に開かれた行事で日本酒を配った行為などを記者団に認めた。ただ、寄付行為を禁じる公選法などについては「認識不足だった」「軽率だった」と繰り返すのみ。他にも同じような行為をしたかどうかなどに関しては答えをはぐらかし続け、記者会見にも応じていない。

処分を巡っても、立民幹部は当初、「しっかり見極めて判断したい」(岡田克也幹事長)などと語り、先送りを重ねた。党役職停止3カ月、党員資格停止1カ月の処分方針を確認したのは問題発覚から3カ月後の今月22日だった。

この処分も、比較的短期間に終えることから重いとはいえず、他党からは「自分のところには甘い」(自民ベテラン)「立民らしい」(同党若手)「ひどいね」(国民民主中堅)などの皮肉めいた声が漏れる。立民中堅も「党員資格停止1カ月は『軽い』と批判を浴びかねない」と語る。
(後略)
https://www.sankei.com/article/20240524-4FGPM2VL4NE45B27JGX2RPHM5A/

5月29日

立憲民主党が梅谷守衆議院議員の処分を「党員資格停止1カ月」に決定。

【速報】日本酒配布の立憲・梅谷衆院議員 「党員資格停止1か月」処分決定
5/29(水) 16:56配信

立憲民主党は、選挙区内で行われた会合で日本酒を配った梅谷守衆院議員について、党員資格停止1か月とする処分を先ほど正式決定しました。

この問題は今年1月、梅谷議員が新潟県の自身の選挙区内で行われた複数の町内会の行事などに参加した際、主催者に対して日本酒を配ったものです。

公職選挙法では、政治家が選挙区内の有権者に寄付する行為を禁じていて、新潟県内の男性が告発状を提出していました。

梅谷氏は「会合の出席の対価として物品の提供を行った」と釈明しています。

立憲民主党は29日、臨時の常任幹事会を開き、梅谷氏に対して「軽率であったことは否めず、党の信頼を傷つける行為であった」として、党員資格停止1か月の処分を正式に決定しました。

梅谷氏に対しては、すでに「党の役職停止3か月」の措置も決定しています。

処分決定後、岡田幹事長は梅谷氏について、「どういう理由があったとしても、非常に誤解を招きかねない行為であったことは間違いない」と指摘しました。

立憲民主党 梅谷守 衆院議員
「多大なるご迷惑をおかけし不信を招いてしまったことを、この場をお借りして心から深く、深くお詫びを申し上げさせていただきたく存じます」

これを受け、梅谷氏は会見を開き、「軽率な行為だったと反省している」と謝罪しました。

梅谷氏は議員辞職する考えはないとしていますが、離党するかは「有権者の声を聞きながら考える」としています。

ttps://news.yahoo.co.jp/articles/bee3a1a504f8dbd1fa9ba0ac4a9b50f0b6e015c0

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